Katsuoのサイト
サーバーの勉強をするためにcentOS7を新規インストールしサーバーを構築していく。
PC: IBM System x3105(2006年式) Athlon64 3500+ 1core CPU Memory8GB HDD1TB
usbでのインストールはusbを認識しなかったので、DVDにISOイメージを焼いてインストールメディアを作成した。
windowsのpcで作成するとスムーズにできる。
centOSの公式サイトからisoイメージをダウンロード。今回はサイズの小さいminimalのisoを選択した。
ダウンロードが完了したら、isoファイルを右クリックし”dvdに書き込む”旨の表示をクリックすると
isoイメージがdvdに書き込まれる。
pcにdvdをセットしpcを機動したらF12キーでcdドライブを選択しエンターをするとインストール画面が表示されるので
installをエンターでGUIで視覚的にインストールできる。
minimalインストールはプロンプトのコンソール画面でデスクトップ環境がインストールされていないので、インストール。
コンソール画面でとネット接続された状態でpcが立ち上がることをランレベル3という。ランレベル0はシャットダウン。
pc起動時にデスクトップ環境が立ち上がることをランレベル5と呼ぶ。
sudoがユーザーに設定されていないためsudoが使えないので、suでルートユーザーになり、visudoコマンドで使えるように設定する。
$ su -
# visudo
// visudo file
## Allows people in group wheel to run all commands
%wheel ALL=(ALL) ALL
katsuo ALL=(ALL) ALL //<username> ALL=(All) ALLを追加
yumでグループインストールという機能を使って一気にデスクトップ環境をインストールできる。
yum grouplistというコマンドで利用できるパッケージが確認できる。
$ sudo LANG=C yum grouplist
Loaded plugins: fastestmirror, langpacks
Loading mirror speeds from cached hostfile
* base: ftp.iij.ad.jp
* extras: ftp.iij.ad.jp
* updates: ftp.iij.ad.jp
Installed Environment Groups:
GNOME Desktop
Available Environment Groups:
Minimal Install
Compute Node
Infrastructure Server
File and Print Server
Basic Web Server
Virtualization Host
Server with GUI
KDE Plasma Workspaces
GNOME Desktop
Development and Creative Workstation
Available Groups:
Compatibility Libraries
Console Internet Tools
Development Tools
Graphical Administration Tools
Legacy UNIX Compatibility
Scientific Support
Security Tools
Smart Card Support
System Administration Tools
System Management
Done
この一覧の中にGNOME Desktopがあるので、これをインストールする。
$ sudo LANG=C yum groupinstall "GNOME Desktop"
installが完了したら”$ startx”でデスクトップ環境が立ち上がる。
ランレベル3からランレベル5に変更する。
現在のランレベルを確認
$ sudo systemctl get-default
multi-user.target
ランレベル3はmulti-user.target。
ランレベル5はgraphical.targetなので、この記述に変更する。
$ sudo systemctl set-default graphical.target
以上で再起動するとグラフィカルなログイン画面が立ち上がり、ログインするとデスクトップ環境となる。
centos7はAthlonの1coreのcpuは動作検証していないといったワーニングメッセージが表示されるけど、
動作はしているので様子見とする。